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2018.09.20

DRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)

DRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)
DRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)は、お茶の水カイロプラクティックの
上原宏先生が開発されたテクニックで、5分ほど両手で優しく背骨を揺らすことで
背骨の歪みが無理なく正す手法です。

脊柱は脳とつながった神経が通っており、この神経伝達によって全身の情報を集め、脳からの指令を全身へと送ります。背骨が歪んでいると、
この脳神経伝達システムが正常に機能できません。ですから背骨を調整すると、壊れた脳神経伝達システムが修復し、驚くような変化が出てきます。
DRTでは脊柱のバランスを再獲得する事で脳を活性化させて、脳の自己管理能力を回復させます。本来私たちの体は健康であることが自然であり、
この脳の管理能力により自然治癒力が大いに働くのですが、脳の管理能力が低下した体は様々の不健康状態を呈します。
つまり脊柱を24個のパーツの集まりではなく1つの機能体として認識し、全体として施術する体系(DRT)が必要です。

脳の管理能力を回復させるのがDRTの目的です。
私達の体は、あまり自覚できませんが脳が完全管理しています。
私達が自然に行っている呼吸や心臓の拍動、食べ物の消化などは
脳が行ってくれています。決して肺が自動的に呼吸をしているわけではありません。
心臓も肺も胃も、体の全ての器官は脳の命令によって動いているのです。

同様に脳は健康の管理もしています。
体に悪いところがあれば、直ちに修復を始めます。擦り傷が自然に治ったり、風邪も自然に治りますね。
この仕組みが正常に機能する事が健康の大前提となります。

脳は全身に張り巡らせた神経を通じて、体を管理しています。
どこが具合悪いか?
ということも神経を通して認識しています。
しかし、この認知能力が低下してしまうと具合が悪いことを脳が認識せず、体調不良の原因となります。
例えば胃の調子が悪いのに認知できないから、修復できない。
修復できないから悪くなっていく。
この悪循環が長期間継続すると痛みや病気と言った、体の不調になるのです。
DRTはこの仕組みを正常化します。
背骨の中には脊髄という神経の束が通っており、背骨を調整することで脳の認知能力が正常化されます。
これにより生まれ持った自然治癒力も正常化し様々な疾患にたいして効果を発揮します。
背骨を常に良い状態に保つことは、脳の認知力を維持し、自然治癒力を発揮させるので、あらゆる不調や症状の改善になります。
背骨の調整により背骨の状態を回復し、必要に応じて生活習慣の改善や、ストレッチ、エクササイズなどでその状態を維持する事が大切です。
これにより、生来の自然治癒力を保ち健康管理に力を発揮するのです。

写真の脊柱模型から出ている黄色いチューブが神経です。私達は普段の体の動かし方や、重力の影響でこの背骨のひとつひとつの
パーツ(椎骨)どうしの間が詰まってきます。健康な方でも背骨を最適な位置に戻してあげると体が軽く感じます。これは歪んでいる
背骨がこれ以上歪まないようにいろんな場所の筋肉を固くして頑張っているのが、背骨の歪みをなおすことによりゆるむからです。
定期的な身体のメンテナンスとしてお勧めです。

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